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[ 2004年6月19日(土) ]
2004年6月19日(土)
スダチです。
6月18日の金曜日、いつもの様に夜勤明けでクラブハウスに立ち寄り、ひなたボッコなどしながら半分寝ていると、なにやら「十日町の場外」とかいう言葉が聞こえてきました。
ピクピク(なになに面白い話し?)と聞き耳をたてると、愛さんと山本さんが耐空検査の終わった尾輪式スーパーティモナを明日(19日)新潟県十日町のMLPの発着場(?)に届ける算段をしていました。
どうやら山本教官が午後ひとりで飛んでいって、帰りは新幹線で直帰とか言っている。
大利根には帰って来ない片道フライトだけど、十日町の飛行場って、噂では凄い所らしいし、なかなか行く機会はないだろうし「座席、空いているなら、乗せてもらってもいいー?」
19日、関東地方はほぼ快晴の良い天気。15時15分、大利根を離陸。
離陸は山本教官がやりましたが、横で見ていて感じたのは、前輪式のスーパーディモナに比べて尾輪式のこの機体は、H36ディモナと同じで一癖ありそう。
いやいや、むしろパワーがあるぶん、さらにむずかしい機体の様でした。
とりあえず大利根を離陸すると操縦桿を渡されたので、
「ドッチに行く?」
「守谷VOR」
「高度は?」
「8500FT」
さすがにパワーのある機体でグングン上昇します。
隣では、山本教官がAEISに離陸時間の通報、下総基地とはトラフィック情報の交換などをしていましたが、その後静かになったので、
「このコースだと成田のチューリップディパチャーに追突されない?」と聞くと、
「うーん、いま考え中。この時間だと、もうコース飛ぶ便はないと思うんだよね。」
スダチも(まあモードCだし、管制の方で勝手に避けるべ)などとお気楽モード。
しかし、やはり安全サイドに考えて東京ACCにコンタクト。成田出発便はいなかったようですがACCからは
「トラフィック、前方15nm、8700ft」ってのをもらいました。(高度差がないなぁー)
その後、
「ほとんど動きがありませんが、高度9500ftに上昇しています。」
「高度10000ftを超えてクリアになりました。」と情報をもらいましたが、
そこで、
「あっ、この変な動きは古河のパラジャンヘリじゃない?」
「うん、たぶんそうだね。」
「コース少しズラしますね。(人が降ってくるかもしれないから)」
「OK」
その後のフライトは順調。谷川岳の雲を9000ftで飛び越して、無事十日町上空に到着。

左> 森の中の秘密基地、十日町MLP飛行場(?)。
右> ファイナル。滑走路の手前は谷。さらに手前は尾根があり木の梢が迫る。
噂通り谷と尾根に囲まれ、さらに高い梢に守られた飛行場は、降りるのもプレッシャーがかかるうえ、離陸はパワーのあるSTOL機かスーパーディモナじゃないと木に引っかかりそうなところでした。
16時30分、十日町へ着陸。

左> 除雪車を改造したトーイングマシンで、機体を動かすオーナーさん。
右> スーパーディモナと、とっても頑丈な格納庫。
この飛行場、長さは約600m。幅は堅いところは約20m? さらに倍くらいの余裕がありますが畑のように柔らかでした。
ちなみに冬は、4mの積雪で格納庫も埋もれるそうです。
(by スダチ)