<<< 鈴木氏のドキドキ初体験、名古屋往復飛行同乗記 >>>

[ 2004年7月18日〜19日 ]


 みなさん、こんにちわ。
 大利根飛行場対岸に住む鈴木です。

 先日、JA3722のオーナーである増田さんに名古屋まで同乗させて頂きましたので、報告させて頂きます。

7月17日(土)
 「ぶぅ〜ん」とここち良いモグラのエンジン音で目が覚めました。私の自宅は大利根飛行場RW25のアップウィンドの真下なのです。(笑)

 愛猫の「たぬ」をキャンピングカーに乗せてさっそく大利根飛行場に向かいました。

 ・・・・・が、「あ、暑い」

 「こりゃかなわん」と、一日中飛ばずにひよっていました。(笑)

 夜になって、高田教官と増田さんが取手に宿泊するというので。私も夕飯に参加!
 取手の中華料理屋さんで楽しいひと時をすごしました。

 「暑いからどこか行きたいねぇ〜」
 「あっ、そう言えば高橋会員が大島行きたがってましたよ」
 「んぢゃ、高橋会員に大島のパーミッションとってもらおうか」
 ・・・・・てな、ことで明日はJA3722に同乗させていただくことになりました。

7月18日(日)
 「あぢぃ〜」

 暑くて眼が覚めました。昨夜は自宅まで帰り着かなくて、栄橋の下で就寝。あと、10分も走れば自宅なのに、キャンピングカーだったからそこで寝ちゃいました。

 飛行場に到着してみると、G109Bのオーナーグループも大島に行くようで、大島空港に電話してましたが・・・・「いっぱいだって」
 新島、神津島もいっぱい。三宅島は・・・・・閉鎖ぢゃん。
 どうすんべ?松本空港は空きがあるそうでJA2373は飛び立っていきました。

 さぁ〜てどうしようか。どこか行けそうなところないかな?
 しばらくしてオーナーの増田さん登場です。
 「大島」「新島」「神津島」は満杯だそうです。
 「あたりまえぢゃん。三連休だもん!いい経験したでしょ?」
 「(泣)」

 高橋会員・・・・悲しそう・・・

 福島・・・・う〜ん、WXがなぁ!
 仙台・・・・同上
 乗鞍!・・・・死ぬ気かよ?

 南紀白浜・・・遠い

 名古屋は?
 いいんぢゃない?名古屋・・・・・
 増田さんがRJNNのパーミッションを取ってくれて名古屋行き決定。でも名古屋上空はCBだそうで、予報では15時すぎに回復予定。泊まりで行って名古屋ナイトしよっか!・・・ってわけで泊まり決定。

 キャンピングカー仲間の村田氏が飛行場に遊びに来たので、名古屋行きをお誘いしたんですが、お父さんもいっしょでした。一人あぶれちゃうぢゃん!
 お父さんには村田氏の超〜大きなキャンピングカーで飛行場にお泊りしていただく事にしました。ついでに、グローブの体験搭乗も楽しんでいただきました。

13時35分。
 大人4人と荷物、燃料満載のJA3722は大利根飛行場の暑くて希薄な空気をかきむしりながら離陸していきました。行きは私が右席でした。

 「あっ!たぬちゃんに餌と水ぅ〜!」

 ニャンコの餌と水は村田氏のお父さんにお願いしたのでした。

 飛行ルートは大利根−下総−上野−羽田空港の西−平塚−箱根でしたが、シーリングが低く高度2000ftでの視程も今一でした。
 ATCの内容は・・・・・もっと勉強しておきます(恥)

 東京インフォメーション−成田TCA−下総TW−東京TCA−横田アプローチの順でしたっけ_>機長?


左> 大利根離陸直後、タヌちゃん行って来るよぉー。
右> 神奈川上空にて。

 シーリングが低くて箱根越えは無理だなぁ〜。
 十国峠あたりが抜けられそうぢゃん。
 対向機がいたら同じコースとるよね?
 対空監視を強化する搭乗員でした。


左> 平塚港。
右> 沼津港。

 伊豆半島を越えたあたりからシーリングが高くなり、視程もよくなってきた。
 高度を4500ftにしてさらに西に進みます。
 私もただ同乗させていただくだけでは能が無いので、地形を覚えたり、チャートを読んだりしてNAV訓練させていただきました。

 浜北場外にオーナーのお友達が居るというので上空を通過!みんさん手を振ってくれました。第二東名道路が滑走路端の近くで直交していて怖いですね。街灯が建ったらひっかりそうですでも、良い目印になったりして!

 浜松基地を左手に確認。浜名湖上空を通過。
 名古屋VORを受信しようとしたが高度が足りず受信不可。
 浜松VORのアウトバンドで飛行することにしました。

 濃尾平野に入って名古屋TCAと通信設定したんですが・・・・・
 TCAはレーダーコンタクト確認できず。やっぱり飛行高度のせいなのでしょうか?
 TCAのおっちゃん管制官は無線で「・・・・・・変だなぁ」だって。
 PTT離すのわすれたでしょう>TCAさん

 トラポンのモニタランプはちゃんと点灯してますね。
 RJNNにだいぶ近づいたころになってやっとレーダーコンタクトしました。
 ランウェイ34に近づいたら思わず「でっけ〜滑走路!」って感激しちゃいました。
 それに、B767やB737が列を作って離陸待ちしているし!
 そういえば「自家用機」でこんな国際空港に降りるの初めてだった!
 RJNN到着は15時55分頃でした。飛行時間2時間20分くらいかな。快適な空の旅でした。

 3722はサウススポット「S3」に駐機。
 タワーの真正面ですね。
 CABへの入り口は・・・・・・こんなの始めてきたら判んないぢゃん。
 3FのCABに寄って、夜間飛行の打ち合わせをしました。

 うぅ〜腹減った!
 そういえば四人とも昼飯まだだった!
 大急ぎで国内線ターミナルのレストランで空腹を満たしました。

 さて、今夜の宿を確保しなきゃ。機長がNALのカウンターのおねぇちゃんをホテルに誘って・・・・・・ぢゃなくて。ホテルの場所を聞いていました。
 「ホテル・エアライン」一見あやしいホテルのような名前ですがちゃんとしたビジネスホテルです。国際線ターミナルの近くににありました。
 シングル一泊5300円でリーズナブルです。

  ホテルにチェックインして20分ほど休みロビー集合。

 ホテルでチャリンコを借りてCABに移動。名古屋国際空港にクルーがチャリンコ4台で移動ってのもなんか楽しかったです。


 フライトプランを提出してイザ、名古屋ナイトしゅっぱーっつ。
 T/Gオー(タッチアンドゴー)を2回くらい実施の予定。
 19時20分にRJNN離陸。でも日没30分の名古屋はまだ明るい。
 とてもナイトって感じぢゃ無かったです。ナイトでも私が右席に搭乗させていただきました。ランウェイ34で離陸後一旦場周経路を離れ空港の西側を飛行しました。
 だんだん空が暗くなり地上の明かりが綺麗に見えてきます。さて、空港はどっちかな?

 「空港どっち?」
 「わかりませ〜ん」
 「おっ!航空灯台発見!」

 緑と白の閃光って遠くからみると白の閃光にしか見えないのですね?
 タワーにT/Gをリクエスト。すぐに許可が出て一回目のT/G!



 「おおおぉ〜進入灯や滑走路灯が綺麗!」
 「離陸待ちのライン機がいっぱい!」

 後続ライン機が居るのでクロスウィンドレグに入り、滑走路を振り向くとANKのB3が滑走を始めていた。

 ダウンウィンドに入ったあたりで3時方向に「トラフィック」、中日本航空のセスナでした。
 さらに周囲が暗くなり完全に「ナイト」、タワーにT/Gをリクエストしたが到着機がいるためホールド!
 中日本のセスナと仲良く「まわって、まわって、まわって、まわる〜」って歌みたいにまわり始めました。
 何回まわったらT/Gさせてくれるんぢゃ〜!ってくらい待たされても「周る〜まわるぅよ、♪」って感じで10周位まわされてやっと、2回目のT/G!です。

 さて、またまた。ダウンウィンドで回されます。
 アプローチコース上には数珠繋ぎのラインキが・・・・・
 我々はいつになったら着陸できるのでしょうか?
 中日本航空のセスナはT/Gして西方向にアウトバンドしていきました。どこにいくのかな?

 ・・・・・・・・

 さらに10周くらいしたら中日本航空のセスナが帰ってきて、また一緒にホールドです。「まわって、まわって、まわって、まわる〜」
 「おっ!アプローチ機の待ち行列が減った」と思ったらタワーのおねぇさんは中日本航空のセスナを先に下ろすみたい!

 中「我々の先にパイパーが居ますけど追い越して良いですか?」
 管「どうぞ!かまいません」
 我「がーん」

 さらに数周したら
 管「JA3722 リポートベース」ってきたから、ベースに進入したら
 管「アネーブル・・・・・・・」
 あちゃ〜!またダウンウィンドーに戻って、「まわって、まわって、まわって、まわる〜」

 更にホールドを続けてたら、
 管「AN○×××、レデュース エアスピード」とか言ってくれてやっと降りられそう!
 AN○機の前に入ったはいいけど、すごく近くに見えるんだけど・・・・・

 管「JA3722 ピックアップW2」 おおおぉ〜直ぐに誘導路に入れってわけね!

 接地後
 管「JA3722ピックアップW3」
 我「W3???」(余裕でW2で入れるのに?)
 管「あー・・・・W4」
 我「W4、?、?、?」

 ・・・・・・・・・

 管「AN○××× ゴーアランド!」

 JA3722機内では
 「あちゃ〜」
 「やってもーた!」
 「ごめんなさーい」
 「でも、我らわるくないもーん」
 夜空に舞い上がるB737を見上げて唖然としました。

 スポットにもどると隣のスポットのAN○の地上職員がこちらを睨んでいました・・・・・・・・怖い


 2回のタッチアンドゴーの飛行時間は1時間10分でした。
 なんかい「まわって、まわった」のかな?

 機体の繋留を終えてホテルの近くにある、お好み焼き屋で乾杯! 話が弾みすぎて営業時間が終了。ビールとおつまみだけで、肝心なお好み焼きを食べ損ねた(泣く)


7月19日(月)
 朝8時30分にホテルのロビーに集合。
 タクシーで国内線ターミナルに行きます。(ワンメーター)
 ターミナルでモーニングセット。なんで、ターミナルの食事って高価なんでしょ?

 9時40分にCABに到着。
 飛行経路のWXをGET。フライトプランを提出して機体に向かいます。
 マイナミ空港サービスさんに給油を依頼。
 10時10分ころ、ブロックアウト。
 「Request taxi」
 グランドにリクエストするが、なかなかタクシーの許可が出ない。この管制官様は昨夜のおねぇ様かも!「お仕置き」かな?〜
 ラインの出発機が多くタキシーウェイは渋滞中。ようやくタクシー許可がでたけど今度はタワーから離陸許可が出ない。

 「暑ちぃ〜!」暑いのでドアを空けて、機種に付いている「扇風機」の風で機内を冷房して耐える。我々の離陸は4番目だって!ひたすら暑いのを我慢。
 ようやく、離陸許可がでた。RJNNの長い滑走路を使って離陸。
 ライトダウンウィンドデュパーチャーで場週経路を離脱。
 当初の飛行計画では高度を取って西風成分を利用してGSを稼ぐはずだった、けど
 関東平野は雲で覆われているようです。仕方ないので行きと同じく2000〜3000ftを飛んでいく。帰りは後席なのでお客さんモード!(笑)
 右席は高橋クラブ員です。

 浜名湖が見えてきました。浜松基地を右主翼にアビーム。
 浜北フライトサービスをモニターしていたらJA00CNの通信が聞こえてきました。(嬉)
 浜北場外にアプローチするJA00CNを視認して更に東に進みます。
 シーリングは昨日よりは良好。視程もまずます。静浜をクロコンしていたらトラフィック情報がありましたが高度差がありすぎて視認できませんでした。オントップのヘリコプターが、地表が見えたので降下してくるとの事。

 富士山の頭だけがポッカリ見え始めました。うーん、上空は西風が強くで美味しそうなんだけどなぁ〜!

 駿河湾上空から伊豆半島を抜けるために高度を取り始めます。
 しかし、伊豆半島の向こう側がもやっていて良く見えない。

 沼津港-長岡-山伏峠と抜けていく。山伏峠を超えた辺りで大島が視認できた。
 真鶴半島も視認できてホットした。こうゆう気象状況のときは他機も同じルートを通るかも知れないので対空監視を強化しました。

 相模湾上空で江ノ島を視認。やっと関東圏に帰ってきたと思ったら。
 江ノ島の近くにもう一つ島があるぢゃん。んんんん〜??

 よ〜く観察すると空母の様に見える。
 「機長〜!ちょっと江ノ島に寄って下さい!」
 近づくと確かに空母だ!
 江ノ島のこんな近くに何故航空母艦が・・・・??
 「これってキティーホークだよね?」とか話していたら。

 「・・・・・・・ん?トラフィック!4時の方向!」って叫んぢゃいました。

 だって、ふと右方向を見るとふた筋の排気炎がぁ〜!
 グレーに塗装されたそれは、捻り上がりながらわれらのケツに喰い付くのでした。

左> 江ノ島とキティーちゃん。
右> 迎撃機かと思いましたが、単に横田へ移動していっただけの様でした。

 デジカメで撮った写真はまだ遠くですが、再接近時は相手の機体が窓枠一杯でした。
 最初はF/A18???と思ったのですが近づいてきたそれはターボプロップの双発機でした。大急ぎで逃げ込んだ先は、横須賀の「大砲が付いた捕鯨船基地」の近く。

 近づくのはまずいので、船舶が輻輳する浦賀水道を越えて富津岬から千葉県へ。

左> 東京湾の守り、第一海保。
右> こっちは、第二海保。

 東京TCAではJA2351やJA00AWの懐かしいコールサインが聞けて懐かしいやら。
 市原-四街道-佐倉VOR経由で大利根帰着は12時30分ころでした。

 初めてのロングNAVでとっても楽しかったです。
 増田さんありがとうございました。

 <<< 終わり >>>


< おまけ1 >
 某B737とJA3722。



 シュミレーターが趣味の鈴木さんが、あの日を思い出して「MSFS2004」で再現した画像です。
 「B3の下敷き」にならなくて、良かったですね。

< おまけ2 >
 今回のフライト参加者が、お土産に買ってきてくれた名古屋名物です。



 ウイロウは定番として、「みそかつ」と「えびふゃー」は、なぜかとっても甘かったです。
 ご馳走様でした。(^O^)/〜〜

[画像・原文 鈴木氏](編集・代理アップ by スダチ)]