<<< タヌパパの薩摩硫黄島ツアー記 >>>
[ 2006年11月3日〜5日 ]
11月5日(日)
RJFG 032330Z 32006KT 9999 FEW025 BKN/// 18/13 Q1017
RJFK 050000Z 35004KT CAVOK 15/10 Q1018 RMK A3007 VOLCANIC ASH CLOUD S
RJBD 050300Z 15010KT 9999 FEW020 SCT060 BKN080 22/17 Q1016
RJGG 050430Z VRB02KT 8000 SKC 20/11 Q1015 BECMG 20008KT
RJAA 050600Z 13006KT 9999 FEW015 SCT030 20/14 Q1015 NOSIG
薩摩硫黄島 −RJBD(南紀白浜) 2+33(2時間33分)
RJBD(南紀白浜)−大利根 2+00(2時間00分)
朝食を7時にお願いしていたので、6時30分起床。
通常の朝食は8時だが、大利根の日没時間が気になるこの時期は早く出発したいので、昨夜のうちに朝食を早めてもらうお願いをしていた。
ダイビングのお姉さん達も今日は早めに食事をしていた。名残惜しいが、チェックアウトをしてさっそく飛行場に向かう。
飛行場の管理人は空港と港の両方を受け持っているのだが、この日は島のライフラインである村営フェリーの入港がある為に、港の面倒もみなくてはなりません。そこで管理人さんには飛行場の鍵を開けてすぐに港に向かいます。宿のご主人も入港作業や客の送迎で大忙しで我々を
空港に送ると、空港のフェンスの鍵を閉めて早々に港に向かいます。
往路は九州の東岸を飛んだので、帰りは九州の内陸部を飛ぶ事にします。
ルートは薩摩硫黄島−枕崎-鹿児島空港(の西側)−えびの市−延岡−足摺岬−室戸岬−南紀白浜です。
若林オーナーが機長。右席はタブパパです。
フライトプランはdocomoで入れます。auの場合はサービスエリア外なので飛行場待合室にある公衆電話が使用できます。でもこの公衆電話はアンテナが付いている様な気がします???
プランを入れて、8時12分、薩摩硫黄島をRWY36で離陸、島を反時計回りに回って上昇します。
相変わらず港は褐色、東温泉付近から東側はバスクリン色をしていますねぇ〜!(笑)
そういえば、釣り場の岩肌には「フジツボ」や「フナムシ」の類が全くみられませんでした。
火山性の水が流れ込んでいるのせいか、生物の気配が無いのです・・・それぢゃ釣れる訳ないよねぇ(笑)
薩摩硫黄島を後にして針路を北に取り枕崎を目指します。すぐに特徴的は開門岳が見えてきました。
枕崎空港の上空を通過します。高度は7500ft〜8500ftで巡航します。
桜島も噴煙を上げています。鹿児島空港に発着する機体も眼下に見えますね!
えびの市上空からは阿蘇の山々が見えてきます。ここで針路を東に向けて延岡を目指し、しばし洋上飛行となります。
足摺岬を越えると、右前方に雄大なCb(積乱雲)が見えた・・・
さっきまで快晴だったけど、南海上はモコモコです・・・
室戸岬からは、けっこう雲があって雲を避けながら順調に降下〜
南紀白浜空港には10時45分に着陸、寄り道をして2時間33分の飛行でした。
スポットは給油と食事のみなので往路と同じく、サウススポットになりました。
食事はターミナルのレストランですが、メニューは豊富とは言えず、しかも価格の割りに質も量も平均点以下・・・
まぁそんなにお客が来ないだろうから仕方ないか・・・・
食事が済んだら、空港気象台に行ってエンルートの気象を確認。続いて航空局でプランファイル・・・
エプロンに出ると空港管理事務所の職員さんや航空局の職員さん、気象台の職員さんが、みんな外に出て見上げています!
何かなぁ〜っと、我々も見上げたら大きな飛行船がゆっくりホンワカと飛んできました。
ツェッペリンNT号です!
さて、次のレグも往路とは違うコースで帰ります。
ルートは南紀白浜−松坂(牛食べたい!)−中部国際空港−恵那岳−北岳−甲府−新宿−大利根飛行場。
今度は私が右席で南紀白浜を12時26分に離陸〜
雲が多いので右に左に雲を避けながら上昇します〜♪
関西APP(アプローチ)とセントレアAPPの境界線上を松坂に向け飛行、高度は9500ft!!
2台の無線機で関西TCAとセントレアTCAをワッチしながら飛びます。
中部国際空港の南西35マイルでセントレアTCAと通信設定を行いTCAサービスを受けます。
セントレアTCAはサービスエリアの南西側と北東側で周波数が2波設定されています。
区分航空図からだと読みにくいので「日本の空港」を読みましょう・・・これは、この付近を飛んだ時に瀬尾師匠に教えて頂きました・・・・
せっかく中部国際空港の上空を飛ぶのに雲が多くて残念!と思っていたら、伊勢湾に出る頃から雲が取れて、離発着するエアラインが良く見えます♪
空港島上空を通過して暫くすると前述したようにセントレアTCAから周波数を変更する様に指示されます。
内陸部はヘイズに沈んでいてはっきりと見えません。名古屋空港も視認できませんでした。
この日はトラフィックが少なかったのですが、40マイルほど離れてからやっとTCAが離してくれました。
先週の松山ツアーの帰路でも通った恵那山から針路を083に合わせます。向かう先は南アルプスの主峰、北岳です。先週も上空通過したのに・・・飽きないなぁ>俺!
巡航高度を9500ftから11500ftに上げます。左手に飯田市を視認・・・
右手前方には綺麗な富士山がクッキリと見えます。
GPSによると対地速度は160KT・・・すげぇ〜速いぃ!
G109Bでちょっと苦労して越えた北岳もアローターボだと「一跨ぎ!」って感じです。
昔は登山家?だったタブパパはしきりに南アルプスの尾根を眺めていました・・・(笑)
富士山の北側斜面は雪化粧していますねぇ!
(実は丁度この頃、瀬尾師匠はJA09AWで富士山の空撮をしていたのでした!)
北岳上空から大利根フライトサービスを呼ぶと返事がありました。
「大利根フライトサービス。こちらJA3786現在、北岳上空11,500ft、オペレーションノーマルです!」
・・・・ってこの無線をしたくてワザワザ、北岳経由で帰ろうと言った私でした(爆)
(松山の帰りもやっただろう>俺!)
韮崎や双葉も見えてきました。山本主任教官殿が青春時代を過ごされた「航空学園」も視認できます。
大月市上空から横田APPを呼びますが返事がありません??
大利根フライトサービスとは通信できるし、横田APPも受信できているのに何故でしょう?
周波数が違うのでしょうか?チャートで調べますが間違いありません。
他の周波数で他機が送信しているのでしょうか?
しばらく、間を空けてから呼びますがまったく返事がありません・・・う〜みゅ!
この高度なら横田や入間、厚木の管制圏には入りませんが、トラフィックが輻輳しているこの空域ではやっぱり横田APPに通信設定が必要でしょう・・・
横田の西、5マイルになってようやく横田APPと通信設定ができました・・・が、いつものとおりスコークを指示され、高度と航空機の型式を告げるだけの簡潔な内容です(笑)
それも、巡航11500ftから降下しながらなので対地速度もG109Bの時とは2倍も速く・・・
それこそ「あっと」言う間にレーダーサービスは終了されました。
んぢゃ、次は東京TCAですが、中野上空で通信設定して池袋付近でレーダーコンタクトを告げられたと思ったら、もう北千住・・・目の前には下総の管制圏が待ち構えています・・・・
「ひぇ〜、もう下総が目の前だぁ!下総TWRにクロコンをリクエストしなきゃ!」
東京TCAにTCAサービスをタミネートしてもらって、今度は下総タワーに通信設定!
クロコンの許可は江戸川の上空!管制圏ギリギリにでました。
降下を一時中止して3500ft以上で管制圏の上空を通る手もありましたが・・・・
下総の管制圏を抜ければ大利根はすぐです・・・
「大利根フライトサービス、JA3786」
「3786、フライトサービスです。ちょっと待ってね!」
おりょ?・・・待てと言われてもこっちはターボアローさんです。まだ4マイルと思っていても直ぐにトラフィックパターンです。
ランディングインフォメーション欲しいんだけどなぁ〜・・・しかた無いので他機の無線を聞いて判断しました。
ロングファイナルでセパレーション維持の為に360してRWY07に着陸〜!
南紀白浜から、2時間丁度でした〜
高性能機って速くて快適だけど、操作とか無線とか先読みが大事なんですねぇ!
今回、無線を担当させてもらって実感しました・・・・
それにしても楽しい3日間でした。こんな楽しいフライトに誘って頂きまして若林オーナーには大変感謝しております。
おわり・・・・